チカゲェのふるよにうむ生成工場

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【すぐ回せる】毒櫂デッキ紹介【初心者向け】

去年(2020年後半)に書きかけた文章が残っていたのでおいておきます。

 

 

あいさつ

どうも、はじめまして。

千葉のチカゲェと申します。

今回は、チカゲをうまく使えないと嘆く私が、チカゲをうまく使えるデッキについて相談されたときにいつも紹介している組み合わせを紹介します。

それは、毒櫂!!!!!

 

 

構築

「飛苦無」、「遁術」、「毒霧」、「水雷球」、「水流」、「強酸」、「海嘯」

「流転の霞毒」、「イサナ海域」、「オヨギビ砲火」

 

まさに脳筋!!!
「攻撃札を入れた方が強い」というふるよにデッキ構築の基本を踏襲した構築です。


立ち回り

<序盤>
「遁術」や「海嘯」を伏せつつ前にでます。後手2ターン目~先手3ターン目で順風を貰い、間合い5で「水流」「水雷球」「飛苦無」と打ってリードを取っていければ理想的です。
万が一、こちらが殴り始める前に逆風となってしまった場合は、「強酸」でライフを焼いてごまかします。逆風「水流」は、後に控えているかもしれない「飛苦無」や「流転の霞毒」を考慮してライフに通る場合が多いので、順風を貰えなさそうならあきらめてライフ1点札として振りましょう。

<中盤>
引き続き、強力な攻撃でプレッシャーをかけていきます。基本的には、攻撃札と後退札がうまく揃ったところで連撃を放ちます。理想としては、以下の通り。
順風時には、「遁術」「水流」でライフを取ります。「水流」をオーラで受けられた場合は、後続の「水雷球」や「飛苦無」で追撃しましょう。
逆風時には、「遁術」「海嘯」「強酸」と使用してフレアを破壊しに行きます。「強酸」がライフに入る場合は、相手のオーラが埋まったままなので、相手は連続で前進をすることができません。従って、下手に殴ってオーラを開けさせたりせずに手札を温存し、次の連撃に備えましょう。

<終盤>
やることは中盤と同じです。適当に殴ったりしゃがんだりしながら勝機を伺います。
基本的には、ある程度フレアがあり(目安4~6)、順風を貰った瞬間がリーサルのGoサインです。
順風時の最大火力としては、
「遁術」「水流」「水雷球」「飛苦無」「イサナ海域」「オヨギビ砲火」「流転の霞毒」
で、オーラ5の相手からライフ8点を奪うことができます。(対応を考慮しない場合)

しかし、実際は攻撃や再構成でライフが削れていることも多く、対応の薄い相手にはより少ないフレア状況からでもアグロ再構成や宿しでフレアを供給することで中盤から突如リーサルに入れる場合もあります。
従って、中盤で手札や集中が潤沢な場面で順風が貰えた場合は、相手が致死圏内かもしれないということを意識しましょう。

 

毒の送り方

ハツミは基本的に、順風時の高い瞬間火力を利用し、重い連撃で相手を倒す戦術を取ります。そのため、特に「TurboSwitch」等の所謂ステップ対応で攻撃を躱されると、そのターンに殴り勝つのが難しくなり、次の順風を貰う前に勝負が決してしまうことが多いのが弱点です。そして、順風・逆風は相手がコントロールできる為、対応を構えられた時だけ順風で返す、という立ち回りをされると非常に厳しいことになります。
この弱点をカバーするのがチカゲの毒カードです。今回は、毒霧を使用して毒を送っていきます。
基本的には、以下のように送り分けていきます。


相手のオーラが多い時・・・弛緩毒
相手のオーラが少ない時・・・麻痺毒

ダストがない時・・・弛緩毒
余程刺さりそうな時・・・幻覚毒

 

基本的には、相手が飲めない毒を送って手札を圧迫していくことを目指します。

 

「幻覚毒」
相手にフレアを吐かせます。それだけ。基本的には使いません。自然な流れの中でフレア破壊の動きが組み込まれており、これに頼る必要もありません。


「麻痺毒」
基本動作を阻害します。相手は基本動作によって纏いなおしも間合い操作もできない為、多くの場面で負担をかけられます。オーラや間合いを甘えて麻痺毒を飲んできた場合は、「遁術」「飛苦無」「オヨギビ砲火」「流転の霞毒」等を組み合わせてしっかりと咎めていきましょう。

 

 「弛緩毒」
これを飲むと、しばらくの間攻撃カードが使えなくなります。即ち、順風が貰えるのです!!!

生半可な覚悟で飲んできた相手はきっちりと沈めてあげましょう。

 

あとがき

最強仮面デッキが跋扈する環境で通常選択で優勝できた記念に、使用した毒櫂について文章に起こしてみました。

読んでいただいた方にはご理解いただけたと思いますが、毒櫂におけるフレア→火力の変換効率は数あるメガミの組み合わせの中でも随一となっています。しかし、その火力の高さが意外と知られていない部分があり、甘えた相手を一瞬で咎めることができる奇襲勢が毒櫂の魅力の一つなのです。

実際は「ミオビキ航路」による継続的な集中力破壊を採用したり、「カラハリ灯台」によるピンポイントメタを入れたり等、いろいろと調整ポイントがあるのですが、逐一語るとおそらく3~5倍くらいのボリュームになるのでここでは割愛。

モチベが上がれば続きも書くかもしれませんが、さらに深めた話が知りたい方は直接ご連絡ください。

 

それでは。