オンライン起源祭2021冬【大会参加レポート】
お久しぶりです。書きかけの記事を幾つもストックしたまま年を越してしまった、ゴミコトの千葉のチカゲェです。
今回は、2022年1月9日に開催された「オンライン起源祭2021冬」の大会参加レポートになります。
2022年のふるよに初めとして参加したこの大会ですが、良い感じに結果が残せたので、自分のふるよに活動の軌跡として残しておく為に積み上げたストック記事は忘れて暖かいうちに書き上げてしまう事にしました。
ログを残していた訳ではない為、どこかしらで記憶違いしてる気がしますが、それでも良ければ暇潰しに流し読みしていってください。
環境の事前予想と選出を決めるまで
まず、前回のオンライン起源祭から全くレギュレーションが変わっていない事から、薙のトップシェアは続く前提。
それに加えて、前回優勝した薙忍旗の存在から、旗の注目度が高そうな事が伺える。
単体シェアは大体こんな予想。
tier1:薙
tier2:毒、鏡、刀、旗
tier3:忍、鎌、書
こうなると、特に刀の通りがかなり一貫している様子。逆に、扇や銃の立ち位置はかなり悪そう。
・・・じゃあケア切って良いよね?
という事で、最終的には、使い慣れた刀薙に忍を添える形で3柱を決定。
レンジロックが可能な後ろ寄せ銃XYや久遠を持つ扇などはそもそも選出数が少ない事が予想された上、1〜2回戦で上記トップシェア勢に駆逐されると判断してケアを切る事に。当たったら事故だって。
逆に、3回戦以降に勝ち上がってくるであろう中距離ビートダウン対面で有利を取る事を考え、3面とも強力な近距離ビートダウン戦略を取れる選出にしました。
忍の位置に毒や鏡を入れる事も考えましたが、
1.影菱で有利を取れる相手の多さ
2.傘/騎へのBanを一貫させる
3.特に旗対面での性能
等の理由から、選ばれたのはオボロ、でした。影菱は旨み。次はあなたがお試し下さい。
大会当日
多忙により年末以来全くふるよにを触ってなかった為、どうなるかなーと思っていたのですが、昨年早いうちから刀薙忍を握っていた事で多少記憶の蓄積があったので、割と落ち着いて参加できました。
勝負スイッチを一気に入れる為に眼前構築中にマイクミュートかけて音楽聴きながらやれたのも大きかったです。(あんまりお喋りしてなくてすいませんでした。)
参考までに各試合前に聴いてた†神曲†載せとくので、良ければ聞いて行って下さい。
好きなようにやれ。俺に指図をするな。
対戦記録
1戦目(7th trigger/UVERWORLD)
にしさん(扇薙書)
相手の3柱を眺めていると、季節戦が登場した当初の大会で扇書を握った結果、刀Xに3連敗して絶望した記憶がふと蘇る。
じゃあユリナ受かってないじゃん。という事で刀Banになると判断。
オボロ目線、トコヨが若干面倒だったのと、ハーフミラーなら設置ぱうわーでなんとかなる気がしたので、薙書返し。
薙忍(刀)vs薙書(扇)
確か後攻
眼前構築
影菱、鋼糸、誘導、忍歩、石突き、薙切り、八方振り
壬蔓、律動弧戟、音無砕氷
序盤、相手の詭弁を誘って対応誘導設置鋼糸とかやって上手いこと前に潜り込む。最後はなんやかんやあって攻め勝ち。
2戦目(Don't Think Feel/UVERWORLD)
にしたけさん(刀薙旗
以前優勝したさいたま起源戦の4人大会で忍薙vs薙旗で勝てているので、自信を持って薙旗返し。(この時の対面は別の方です)
忍薙vs薙旗
確か後攻
眼前構築
影菱、鋼糸、誘導、忍歩、石突き、薙切り、八方振り
壬蔓、律動弧戟、音無砕氷
先2で義旗共振飛んできたので、精霊式撃たせないようにゆっくりしていたら良い具合にリードが取れる。最後は桜吹雪オーラ後退で脱いでからザクザク切り込んで勝ち。
3戦目(fight the night/one ok rock)
たたりさん(薙忍旗
2戦目と同じ構想で薙旗返し。月影返ってきたら面倒くさいなーとか考えてました。
刀忍vs薙旗
確か後攻
眼前構築
斬、柄打ち、一閃、居合、影菱、鋼糸、誘導
月影落とし、壬蔓、鳶影
設置の当たる場面でアグロ再構成したり居合振ってガンガン攻め立てる。早々に決死入りして柄打ち一閃鋼糸が揃った為一気に踏み込んだが、相手の受かる筋を見落とした為削りきれず、相手に手番を渡す。
その後はなんやかんやで敗着級の特大ミスを犯したが、運が味方してくれて辛勝。
4戦目(YouSayRun/ヒロアカBGM)
woodoさん(傘毒鏡
What's this?????
傘毒は足の生えた完全体古忍で完封された経験がある程強固なクリンチ性能を誇るが、傘毒を使いこなせる人間を2人と観測した事はない為、少し逡巡。ここまで3連勝してる相手に返して良い訳ないやろ。
刀忍vs毒鏡は先日AQラウンジでFTさんにこっぴどく負けているので自信はなかったが、傘Banを一貫させる選出をしているので、ここは気合を入れて毒鏡と対峙する事を決意。
刀忍vs毒鏡
確か後攻
眼前構築
斬、柄打ち、一閃、鋼糸、影菱、誘導、忍歩
浦波、鳶影、壬蔓
先日の知見を活かして序盤の弛緩毒を宿して飲む所からスタート。一巡目で相手がラッシュにいけないよう後方待機気味に立ち回った結果、上手く序盤の打点を抑えて前に着地。
毒針を食らうとやばいのでずっと誘導を構えていたが、飛んで来なそうと判断して赤札に構え直した所をピッタリ毒針で咎められてため息。
なんやかんやで思ったよりスムーズにフレアが溜まってしまうが、そこに月影はない。(どうして、、、)
プレミっぽい雰囲気を必死に醸し出して手番を返す。
終盤、月影ケアでオーラ5を構える相手に対して攻め手がなくなり、祟り神が見えていた事とライフリードが取れていた事から止むなくレンジロックを敢行。
残り時間関係なく勝ちへの正着手と判断しての後退だったが、結果そのまま時間切れで勝利。
5戦目(Swordland/SAOメインテーマ)
いずさん(薙書兜
初戦で薙書返して勝ったことがちらつき、気づいたら薙書を返していました。
今回は刀Banしてくる相手じゃないので、書兜返すべきと知っていたはずなんですが、冷静じゃなかったですね。イキリトって言うな。
刀薙(忍)vs薙書(兜)
確か後攻
眼前構築
斬、一閃、柄打ち、薙切り、八方振り、石突き、消音晶
共鳴共振、月影落とし、音無砕氷
詭弁をケアした結果詭弁がなく、完全論破をケアした結果完全論破がなく、反駁をケアした結果反駁がなく、ビートのケアを切り気味に立ち回ったらもろビートでした。引用にもろ当たりして何もなくなり、対応音無をライフに受け、一番いいタイミングで無音壁を展開され、リーサルに全く足りてない悪あがき月影すら見切りに防がれ、ボロボロにされて惨敗。
いずさんが強すぎた上、ここ数年で一番下手なふるよにでした。
終わりに
メタ読みがドンピシャで当たり、あれよあれよとあっという間に決勝戦まで駆け上がる事ができました。
初めて大規模大会・公式大会で結果を出せたという事で、嬉しい気持ちはありつつも、不甲斐ない決闘に大きな後悔を残してしまった事は否めません。
この悔しさを糧に、次の機会では手放しで喜べる結果を築けるよう、今後精進していきたいと思います。
それはそうとユリナタロットは嬉しいぜ!!!届いたら自慢しよ。
最後に、対戦していただいた皆様、今回の起源戦大会の企画運営に携わった全ての皆様、並びにいつも応援してくださっている皆様に心より感謝申し上げます。
p.s.今年はちゃんと記事書きます(ホンマか?)
【特殊】アンリミテッド新幕に向けて【構築紹介】
はじめに
おはようございます。
千葉のチカゲェです。
今回は、来たる11/7に開催される、特殊レギュレーション【アンリミテッド新幕】に先立って、活躍が見込まれる幾つかのデッキを紹介していこうと思います。
最近新幕を始めた方にとっては、昔のふるよに環境を知る事は簡単な事ではありません。現代の慣れ親しんだ普通のデッキを持っていくだけでは一方的にやられてしまう可能性が十分にあります。
そこで、昔の環境をご存じでない方々の参加ハードルを多少なりとも取り除く為に、活躍が見込まれる(かもしれない)幾つかのデッキをご紹介させていただこうと思います。
もし、このデッキ使ってみたいなぁと思えるものがありましたら、遠慮なくご参加いただければ幸いです。
↓大会エントリーはこちら↓
第14回千葉ふるよに大会(11/7)【特殊(アンリミ)/通常選択】 - TwiPla
第15回千葉ふるよに大会(11/7)【特殊(アンリミ)/三拾一捨】 - TwiPla
【アンリミテッド新幕】とは
簡単に言うなら、「環境調整のためにナーフされてしまった過去のカードを使える」というルールです。
ふるよにでは、適正な対戦環境の実現の為、カードテキストがエラッタされる場合があります。エラッタが適用されると、それまで使えたはずの古いカードは大会では使えなくなってしまいます。
しかし、その仕切りを取り払ってしまおうというのが今回の大会のルールです。
これにより、全てのデッキが全盛期のパワーで戦えるようになります。
エラッタカードリストはこちら。
各カードの正確なテキストはふるよにコモンズより全てご確認いただけます。
それではデッキ紹介に移ります。
最強デッキ①【槌塵】
構築例
砂風塵、超反動、円月、蝕みの塵、刈取り、重圧、遺灰呪
大重力アトラクト、残響装置枢式、虚偽
差し替え要素・・・残響装置:枢式
回し方
①通常札をどんどん表で振っていき、ダストを散らかします。
②ダストが十分に溜まってきたら、「大重力アトラクト」「残響装置:枢式」を使用して終焉の影を蘇らせます。
③アポカリプスデッキの強さを見せつけて勝ち。
この槌塵という組み合わせは、その高い安定度からS3環境を荒らし、結果として槌塵における「大重力アトラクト」が組み合わせ禁止にまで指定されました。
しかし、全盛期の力を取り戻したからオススメしているのかと言えば、実はそうではないのです。
この槌塵全盛期であるS3の頃のハガネは、まだ「超反動」を持っていませんでした。(代わりに、前進効果を持たない「超反発」を持っていました)
さらに、「大天空クラッシュ」「魔食」も当時は消費5だったのです。
つまり、このアンリミテッド新幕で再現される槌塵デッキは、過去のどのタイミングをも上回る最強の槌塵となっているのです!
実際、「超反動」が組み込まれた事により「大重力アトラクト」の使用が驚くほど簡単になっており、史上最も変身が安定する状態なのはほぼ間違いないです。
今まで塵を使った事がない方は、是非この槌塵を握ってアポカリプスデッキの爽快感を味わってみては如何でしょうか!
最強デッキ②【古忍】
構築例
乱打、柄打ち、一閃、忍歩、影菱、鋼糸、誘導
不完全浦波嵐、月影落とし、壬蔓
差し替え要素・・・忍歩、影菱、不完全浦浪嵐、壬蔓、(鳶影)
回し方
①フレアを溜めながら間合い2に着地します。
②ライフを減らし、決死に入ります。
③不完全浦波嵐、壬蔓、乱打、一閃、鋼糸、月影落としで11ライフ叩き落として勝ち。
間合い2に収束するのがふるよにの王道、なんて馬鹿なファイアなパーティの人は言っていましたが、このデッキが歩むのは王道というよりもはや覇道と呼ぶに相応しいでしょう。
間合い2に着地し、決死に入って火力を叩きつける。それだけで世界を壊せてしまうのがこの古忍という組み合わせです。
「えっ、でも古忍ってレンジロックで詰んでない?」
そう。間合い2に着地しないと十分な火力が出ない古忍という組み合わせは、実はレンジロックに対して大きな脆弱性を抱えているのです。
普通ならば。
しかし、ここはアンリミテッド新幕の世界。彼らのエラッタ前カードにはこんなものも含まれています。
「足捌き」
「忍歩」
これでわかったでしょう。
生半可なレンジロックでは、彼らの前進は止められないのです。
どんな敵も押し退けてひたすらに前進し、受けた傷は明日の力と成す。
覇道を行くこの快感はきっと使った人にしかわからないでしょう。
貴方もアンリミテッド新幕に参加して、覇道を歩みませんか?
第14回千葉ふるよに大会(11/7)【特殊(アンリミ)/通常選択】 - TwiPla
第15回千葉ふるよに大会(11/7)【特殊(アンリミ)/三拾一捨】 - TwiPla
最強デッキ③【嵐面】
獣爪、暴風、大嵐、風走り、脚本家、空想、残光
陣風祭天儀、雷羅風神爪、ほかげきらぼし
差し替え要素・・・獣爪、暴風、残光、嵐の力、物語ボード、構想達成時のルール(意思を込めた面をいつでも使用可能)、(円環輪廻旋、たまゆらふみ)
回し方
①「位置取り」「明点」「粒立て」等を展開し、赤3まで幕を進める。
②雷ゲージが7になったら「陣風祭天儀」を開く。
③陣風祭天儀を起点に全弾発射。
仮面環境以前からふるよにを遊んでいる皆様、「"何かがおかしかった"時代のライラA」を覚えていますでしょうか。
その圧倒的カードパワーから、サリヤAと共にS5環境を席巻していたライラAですが、彼女がカナヱと出会う頃にはすでに彼女は弱体化を受けてしまっていました。
一方のカナヱはS6環境を支配し、度々にわたるルール改定やカード修正を受けつつも現在に至るまで環境の一角に君臨し続ける、とてもポテンシャルの高いメガミです。
従って、こちらのデッキは、各々が各時代の最大火力を取り戻しているだけではなく、本来新幕において出会う事のなかったはずの「最強嵐」と「最強仮面」を融合させているという点において、いわば夢のようなデッキと言えます。
ちなみに、本デッキにおけるリーサル時の最大火力は、
(嵐の力)2/2、(+0/+1)
「暴風」2/2、(嵐の力)2/2
「雷羅風神爪」2/2
「脚本家」1/1→桜飛沫表
「獣爪」2/2
「空想」2/1
となります。
これに「ほかげきらぼし」と赤幕の2点を付加するとオーラ5の上からライフ9点、「大嵐」が前のターンとこのターンで攻撃を飛ばしているならライフ11点をもぎ取る事ができます。
最後に
アンリミテッド新幕環境の構築紹介はいかがでしたか。
正直、主催としてはどんな壊れコンボが発見されるのかと戦々恐々とした日々を過ごしております。しかし、参加者としてみれば、とても爽快感のあるレギュレーションであることはお伝えできたかと思います。
11/5現在、まだ大会参加枠の方は空席ございますので、興味を持っていただけましたら是非ご来場いただけると幸いです。
エントリーはTwiplaにて受け付けております。
それでは、大会にてお会いしましょう。
第14回千葉ふるよに大会(11/7)【特殊(アンリミ)/通常選択】 - TwiPla
第15回千葉ふるよに大会(11/7)【特殊(アンリミ)/三拾一捨】 - TwiPla
ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME
https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html
成長戦プレイ記録@かしよに
こんにちは。千葉のチカゲェと申します。
先日開催された「かしよに! 第1回大会 【起源戦/三拾一捨】」の大会後フリープレイにて、私の大会主催に向けたテストプレイも兼ねて成長戦を遊んできました。(大会申請前にやれ。)
ルール整備を目的としたデバッグのつもりでしたが、思った以上におもしろかったので、プレイ記録に残してみます。
ちなみに、成長戦のルールやカード、記入シートは下記公式ホームページからDLできます。
メガミ選出
使用できるメガミは「任意のオリジンメガミ」であるとルールに明記されています。
現在のプールだと、起源戦18柱にメグミ・カナヱを加えた20柱から選択していく事になります。
そんな中から今回私が選出したのは薙毒です。起源戦において強度が高いと言われていて以前から興味があったので、いい機会だと思い選出してみました。
最初の強化
さて、対戦にお付き合いいただいたお相手はぺんたさん、まことさん、陽さんの御三方です。
全員ほぼ成長戦初心者だったので、一つ一つルールを確認しながらスタート。
まず、最初の強化では経験点4点が追加されます。
ここはとりあえず特技の強化を選択。
見えたカードは「全能舞台」「逃れの技」「静電火花」の3枚です。
ここで注目したのは「静電火花」。
行動通常札を使用すると、処理後に「3-6/1/1」の攻撃が飛ぶようになります。
「毒霧」がオーラを削るようになったら最強では???
と思っていたのですが、なんとこの薙毒という組み合わせ、青い札が2枚しかありません。
まぁ「見切り」も最強カードですし、そもそも薙毒のリーサルはオーラを全部剥がして「律動弧戟」を叩き込む事になりがちなので、弱い事はないでしょう。
という訳で「静電火花」を選択します。
これで残り経験点は0になりました。
時間の関係から、1戦目は全員不戦勝扱いで省略し、次の強化へ。
2回目の強化
2回目以降の強化では、経験点6点が追加されます。
ここからは経験点4~5の特技も獲得できるようになるため、より派手な強化が施されることが予想されます。
ここで初めて全員の選出を確認。
まことさんは刀書。特技「鋭き一撃」を獲得しています。恐らく「詭弁」と「斬」を強化していそうです。
陽さんは刀旗。特技「臨機応変」は「桜吹雪」をステップとして使う狙いだろうと予想。経験点2を持ち越している為、このラウンドで大幅に強化してくる事が予想できます。
ぺんたさんは鏡面。特技「おいでませ安岐那商店」によって、切り札ガチャから1枚引いています。何が追加されたかは分かりません。
さて、強化内容に移ります。
最初の強化は当然特技を引いていきます。
引いたのは「瞬間思考拡大」「完全習熟」「仙人呼法」。
少し悩みますが、別に「律動弧戟」を半額にしなくてもフレア足りてるし、手札は手なりで捌いて普通に強い組み合わせなので、残りの候補である「仙人呼法」をチョイス。
「仙人呼法」は、自分が再構成ダメージを受けなくなります。
実質2〜3点の擬似ライフゲインであり、ついでに刀書に対して再構成連打して詭弁や立論反論、荘語のパフォーマンスを削ぐ狙いもあります。
余った経験点は持ち越すこともできますが、目の前の対戦に勝たないと先がない為、とりあえず初期フレア+1に突っ込みます。流転1回分と考えれば無駄にはならないでしょう。
桜花決闘①
ランダムにマッチングし、対面は陽さんの刀旗。
特技は「臨機応変」「静電火花」「敏腕」の3枚。
ここで、「敏腕」の対象を追加札から選べるか審議が入ります。
「敏腕」は、選択した2枚の通常攻撃札に距離拡大(近1)を与えます。
まぁ問題なさそうだったので、今回についてはこの手の強化系特技の指摘先は追加札や他メガミのカードでもいい事にして続行します。
眼前構築で組んだデッキがこちら。
飛苦無、遁術、毒霧、八方振り、薙切り、石突き、無音壁
流転の霞毒、律動弧戟、音無砕氷
再構成がタダでできるようになったので、「毒霧」を使い回して負担をかけつつ適当に「無音壁」で相手のリーサルを消滅させながら戦っていく構想です。
決闘は後手番スタート。とりあえず「毒霧」で「弛緩毒」を送り様子見。宿しから飲んできたので、ノーダメージ再構成からおかわり「幻覚毒」を送ろうとしますが引けず。その後は前進に合わせて適当に攻撃を刻み、オーラに負担をかけ続けていきます。
途中、「気迫」と「敏腕」で(距離拡大:近1)が2回乗った「突撃零式」が3距離で飛んできておったまげましたが、リードが取れていたので「この旗の名の下に」や「月影落とし」を警戒してライフで受けて事なきを得ます。最後は「律動弧戟」を絡めたリーサルで勝利。
ちなみに、お相手は擬似対応を付加した「桜吹雪」で「毒針」を回避しようとしていたようです。(生憎、こちらのデッキには入っていませんでしたが。)
3回目の強化
さて、最後の強化に移ります。次の決勝戦ではお互い大幅に強化された状態での対戦となる為、未知の体験の予感に心が躍ります。
経験点6を獲得。
特技を選択し、引いてきたのは「変心」「全能舞台」「呼吸法」。
ん??????????
「呼吸法」
必要経験点2
あなたは山札を再構成するたびに集中力を1得る。すでに集中力が2なら、代わりにカードを1枚引く。
代わりにカードを1枚引く。
代 わ り に カ ー ド を 1 枚 引 く 。
世界壊れたぁぁぁああああああああ!!!!!
私の技能には既に「仙人呼法」があり、私は毎ターンノーダメージで再構成し放題です。
こうして毎ターン無条件で3ドローする薙毒が誕生しました。最強ですね、ハイ。
余った経験点3は、ライフとフレアに回すか悩みましたが、これ別にフレア要らなくね?となったのでとりあえず1点払って特技を捲ります。
ここで大本命の「強き一撃」が見えたので、「毒針」と「飛苦無」に「(+1/+0)」の修正を与えておきます。
桜花決闘②
こうしてできたデッキがこちら。
石突き、八方振り、見切り、飛苦無、毒霧、毒針、遁術
律動弧戟、音無砕氷、流転の霞毒
初期フレア+1
「静電火花」
通常行動札使用後、3-6/1/1
「仙人呼法」
自再構成ダメージなし
「呼吸法」
自再構成後1集中。既に集中が2なら代わりに1ドロー。
「強き一撃」
通常攻撃札2枚に+1/+0を付加。
(対象:毒針、飛苦無)
メインデッキ実質全部赤札、毎ターン3ドローの最強薙毒が完成しました。
・・・バケモノか?
正直負ける気がしないですね。
さて、対戦相手はぺんたさん。
鏡面を使用していて、前の決闘で付加されていた特技は「おいでませ安岐那商店」「託された結晶」の2枚。
最後の強化では「おいでませ安岐那商店」2枚目からおかわりガチャを引いていました。あとはフレア+1ともう一枚経験点1の特技があったはずです。(何だったかは忘れました。すみません。)
決闘はあまりにも一方的なものでした。
「脚本家」で「位置取り」を展開してくる相手に対し、「毒霧」で適当にしゃがみます。そして、前に出てからはもう一方的に殴るだけです。山に入っているのは全て最低でも1/1以上のパフォーマンスを持つ赤札で、それを3枚ずつ引いてくるので、凄まじい火力が出ます。一方こちらは再構成ダメージを受けることもないので、一時ライフ10-4くらいにまでなっていました。
”八相振り”を優先してオーラを薄くしていた事に加え、相手の頑張りもあってノーダメージ決着とはなりませんでしたが、最後まで一方的に殴りきって勝利です。
ちなみに、余談ですが、隣の卓では「全盛の体現」によって全力を消され、「鋭き一撃」によってライフダメージをバフされた非全力-/2の「詭弁」が驚異的な打点を形成していたようです。世界壊れてますね。(お前が言うな)
まとめ
成長戦テストプレイ記事、如何だったでしょうか。
私は初めて遊びましたが、本当に強いデッキが組み上がり、興奮を抑えることができませんでした。
特技の組み合わせによってコンボが成立した時の出力は、並の決闘では想像し得ないほど強力で、とても爽快感のある体験ができます。
これまでいろいろな特殊レギュレーションを体験して来た身ですが、成長戦は数あるゲームの中でも随一の盛り上がりを感じられるものであり、心からお勧めできます。
本記事をご覧になっている皆さまも是非体験してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、本レギュレーション【TRPG:成長戦】を採用した公認大会を10/31(日)の15:30より開催予定です。
優勝した方にはサリヤタロット及びブラック炎天も出ます。
興味がある方は是非ご参加頂けると幸いです。
詳細なルール、参加申請等は、下記Twiplaから受け付けております。
https://twipla.jp/events/493456
ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME
https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html
【初心者向け】今日から回せる刀銃デッキ紹介【???型】
あいさつ
みなさんこんにちは。
千葉のチカゲェと申します。
新幕開始当初からカードに触れつつ、大会や界隈に参加し始めたのはS3最末期の新参ミコト(諸説)です。
関東各地の大会に顔を出しつつ、公認大会主催やオンライン交流会主催を細々とやっております。
最近、「ふるよに界隈には初心者が参考になる攻略情報が少なすぎるんじゃないか」みたいな議論がTL上でされているのを見て、かねてより興味のあったブログ執筆にとりくんでみました。
普段、ふるよにに関して140文字以上の文章を書かないミコトの為、文章の質は保証しません。自己満足感を得るとともにどこかの誰か1~2人の助けにでもなればいいなあと気楽に駄文を書きなぐっております。
読者層としては、基本を買ったばかりの新参から拡張1~2個を手に取った初心者あたりを想定しております。
それでは内容へ。
メガミの組み合わせについて
今回紹介するのは、刀(ユリナ)と銃(ヒミカ)の組み合わせです。
さて、刀銃という並びを見て、皆さんは何を思うでしょうか。
私は最初、こう考えていました。
「攻撃間合い嚙み合わないし弱そうだな。」
確かに、ユリナの適正間合いは3~4なのに対してヒミカの適正間合いは6~8。これでは散発的にしか攻撃できず、効果的にライフダメージを与えられません。
しかしなんと!!!
実はこの組み合わせ、うまくデッキを組むことができれば、お互いの攻撃力を底上げすることで驚異的なパワーを発揮することができます。
かっこよく言うなら、「攻めの補完性能が相互共にとても高い」ということです。
ユリナ・ヒミカ共に攻撃力の高いメガミとして知られているため、うまく組めた時の攻撃力は数ある組み合わせの中でも随一です!
本記事では、その一例としてヒミカを軸に据えたデッキタイプの構築を紹介していきます。
デッキ構築
「マグナムカノン」「ラピッドファイア」「バックステップ」
「シュート」「フルバースト」「斬」「???」
「レッドバレット」「ヴァーミリオンフィールド」「スカーレットイマジン」
※通常札の最後の1枚は記事の後半でご紹介します。どんなカードが採用されているか予想しながら読み進めていってください。
カード紹介
「ラピッドファイア」
6-8 2/1の攻撃札。但し、連火条件を満たすと3/2として使用できます。
基本的には連火を満たした状態で使用します。
「マグナムカノン」
5-8 3/2の攻撃札。「ラピッドファイア」と一緒に振ると、対応がない相手にはどちらかが必ずライフに入るので、セットで使用することを意識しましょう。適当に振り続けると、デメリットで死にます。基本的には序盤で1回、リーサルで1回使用します。
「バックステップ」
最強の後退札。手札を減らさずにカード使用枚数を稼げるので、「ラピッドファイア」や「ヴァーミリオンフィールド」の連火を達成する為に効果的に使いましょう。
「シュート」
4-10 2/1の攻撃札。適当に振ります。マグラピ1回ではリーサル圏内に届かないことが多いので、マグラピや「斬」と組み合わせてライフが取れると嬉しい。
「フルバースト」
一応自由枠。序盤に1回振れると後が楽です。振れなそうなら、「一閃」「柄打ち」「居合」のいずれかと交換しましょう。
上記の攻撃札で足りないライフ打点を補う為に振ります。相手目線は、後から「一閃」が飛んでくるとオーラがボロボロになって激痛な為、大抵ライフを差し出してくれます。
「???」
最後の通常札は、記事の後半で紹介します。
「レッドバレット」
リーサルでおもむろに開いてライフを取ります。
「ヴァーミリオンフィールド」
リーサルでおもむろに開いて後退します。中盤で強引に下がりたくなることもありますが、それをしたゲームでは須らく負けている為、恐らく悪手である場合が多いです。
連火条件を満たしていないと下がるテキストを処理できないので、使用タイミングに注意しましょう。
一応自由枠なので、相手の顔とメガミを見て「浦浪嵐」と交換する場合もあります。
「スカーレットイマジン」
リーサルでおもむろに開いて山を引き切ります。リーサル時の火力に貢献しない全力札はここで伏せてしまいましょう。
理想的な回し方例
マリガンでは、2ターン目に「バックステップ」込みで「マグナムカノン」「ラピッドファイア」が手札に揃うようにしましょう。「シュート」は握りこめるとベスト。
1ターン目は前進するとオーラが埋まってしまい、相手に後退されて2ターン目に攻撃に入れなくなることがある為、「シュート」か宿し。後攻の場合は相手依存だけど「フルバースト」が打てたら最高。
2ターン目は「バックステップ」から「マグナムカノン」「ラピッドファイア」(+シュート)で2~3点とります。
3ターン目は「フルバースト」(居合)が振れると良いです。
4~6ターン目。「斬」や「シュート」でお茶を濁しながら、場が整ったなら「???」を使用。
そして次のターン、「スカーレットイマジン」から山札を引き切り、手札の通常札を叩きつけて相手のライフを消し飛ばしましょう。
最後の通常札
ここまで読めば、勘のいい読者の皆様はもう気づいているでしょう。
通常札最後の1枚、それはこのカード。
「気炎万丈」!!!
ヒミカの火力を宇宙レベルで底上げする最強カードです。
気炎万丈展開下におけるリーサルターンの攻撃は、
「斬」3/1
「シュート」3/2
「マグナムカノン」4/3
「ラピッドファイア」4/3
「レッドバレット」4/2
となり、対応のない相手であればオーラ5の上からライフダメージ8点を通すことができます。
この「気炎万丈」というカード、実は正しく使うにはちょっと工夫が要るのですが、この刀銃の組み合わせに限って言うなら普通に回しているだけで簡単に条件を突破できます。
その条件とは、以下の2つ。
・ダストを作る
・死なずに決死を踏む
幸い、序盤にマグラピを使用していればダストは最低限散らかっているはずなので、懸念すべきは2つ目。
一般に【気炎万丈型デッキ】を組む場合は自ライフ4で展開するのが最も安全と言われています。これは、相手がもし攻撃してこなくても再構成によって能動的にライフを減らすことができる為です。
しかし、この刀銃デッキに関しては、なんと最大でライフ6で展開しても決死入りすることができます。
この驚くべきコンボは、自分の目で見てみないと信じられないでしょう。敢えて詳細な説明は省きますので、気になった方は是非、実際にカードと結晶を並べて回してみて下さい。
また、相手の攻撃の受け方ですが、気炎を展開した後のターンで潤沢にオーラを構えたい為、相手の攻撃は序盤からどんどんライフで受けてしまってOKです。オーラ受けして削られた結晶を纏いなおしている暇はこのデッキにはない為、3/1や2/1は基本的に全てライフ受け。場合によっては1/1や2/2すらもライフで受けていき、安全な状態で気炎を展開しましょう。
最後に、相手のライフいくつの状態から気炎を展開するか、つまり所謂リーサルラインの見極めについては、相手の持つ対応によって変わってくる為、詳細は省きます。
ここは実際の決闘の中で見極めていっていただければと思います。
あとがき
最後まで駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
今回は、基本セットだけで組める、【気炎万丈型刀銃】のデッキ紹介でした。
刀銃の組み合わせ概論や対面相性とかも色々下書きしてはあるのですが、書き疲れたあまり間延びした文章を書いても想定した読者層とずれてしまいそうなのでこの辺で一旦〆。
気分がノッて、刀銃構築記事第2弾を書くことがあればそのときにでも書こうかなと思います。
また、このデッキについて私とお話したい方がいれば、twitterのリプライかDMにてご連絡下されば無限に語ります。Discord等での雑談も歓迎しますのでお気軽にどうぞ。
では、またどこかで。
ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME
【すぐ回せる】毒櫂デッキ紹介【初心者向け】
去年(2020年後半)に書きかけた文章が残っていたのでおいておきます。
あいさつ
どうも、はじめまして。
千葉のチカゲェと申します。
今回は、チカゲをうまく使えないと嘆く私が、チカゲをうまく使えるデッキについて相談されたときにいつも紹介している組み合わせを紹介します。
それは、毒櫂!!!!!
構築
「飛苦無」、「遁術」、「毒霧」、「水雷球」、「水流」、「強酸」、「海嘯」
「流転の霞毒」、「イサナ海域」、「オヨギビ砲火」
まさに脳筋!!!
「攻撃札を入れた方が強い」というふるよにデッキ構築の基本を踏襲した構築です。
立ち回り
<序盤>
「遁術」や「海嘯」を伏せつつ前にでます。後手2ターン目~先手3ターン目で順風を貰い、間合い5で「水流」「水雷球」「飛苦無」と打ってリードを取っていければ理想的です。
万が一、こちらが殴り始める前に逆風となってしまった場合は、「強酸」でライフを焼いてごまかします。逆風「水流」は、後に控えているかもしれない「飛苦無」や「流転の霞毒」を考慮してライフに通る場合が多いので、順風を貰えなさそうならあきらめてライフ1点札として振りましょう。
<中盤>
引き続き、強力な攻撃でプレッシャーをかけていきます。基本的には、攻撃札と後退札がうまく揃ったところで連撃を放ちます。理想としては、以下の通り。
順風時には、「遁術」「水流」でライフを取ります。「水流」をオーラで受けられた場合は、後続の「水雷球」や「飛苦無」で追撃しましょう。
逆風時には、「遁術」「海嘯」「強酸」と使用してフレアを破壊しに行きます。「強酸」がライフに入る場合は、相手のオーラが埋まったままなので、相手は連続で前進をすることができません。従って、下手に殴ってオーラを開けさせたりせずに手札を温存し、次の連撃に備えましょう。
<終盤>
やることは中盤と同じです。適当に殴ったりしゃがんだりしながら勝機を伺います。
基本的には、ある程度フレアがあり(目安4~6)、順風を貰った瞬間がリーサルのGoサインです。
順風時の最大火力としては、
「遁術」「水流」「水雷球」「飛苦無」「イサナ海域」「オヨギビ砲火」「流転の霞毒」
で、オーラ5の相手からライフ8点を奪うことができます。(対応を考慮しない場合)
しかし、実際は攻撃や再構成でライフが削れていることも多く、対応の薄い相手にはより少ないフレア状況からでもアグロ再構成や宿しでフレアを供給することで中盤から突如リーサルに入れる場合もあります。
従って、中盤で手札や集中が潤沢な場面で順風が貰えた場合は、相手が致死圏内かもしれないということを意識しましょう。
毒の送り方
ハツミは基本的に、順風時の高い瞬間火力を利用し、重い連撃で相手を倒す戦術を取ります。そのため、特に「TurboSwitch」等の所謂ステップ対応で攻撃を躱されると、そのターンに殴り勝つのが難しくなり、次の順風を貰う前に勝負が決してしまうことが多いのが弱点です。そして、順風・逆風は相手がコントロールできる為、対応を構えられた時だけ順風で返す、という立ち回りをされると非常に厳しいことになります。
この弱点をカバーするのがチカゲの毒カードです。今回は、毒霧を使用して毒を送っていきます。
基本的には、以下のように送り分けていきます。
相手のオーラが多い時・・・弛緩毒
相手のオーラが少ない時・・・麻痺毒
ダストがない時・・・弛緩毒
余程刺さりそうな時・・・幻覚毒
基本的には、相手が飲めない毒を送って手札を圧迫していくことを目指します。
「幻覚毒」
相手にフレアを吐かせます。それだけ。基本的には使いません。自然な流れの中でフレア破壊の動きが組み込まれており、これに頼る必要もありません。
「麻痺毒」
基本動作を阻害します。相手は基本動作によって纏いなおしも間合い操作もできない為、多くの場面で負担をかけられます。オーラや間合いを甘えて麻痺毒を飲んできた場合は、「遁術」「飛苦無」「オヨギビ砲火」「流転の霞毒」等を組み合わせてしっかりと咎めていきましょう。
「弛緩毒」
これを飲むと、しばらくの間攻撃カードが使えなくなります。即ち、順風が貰えるのです!!!
生半可な覚悟で飲んできた相手はきっちりと沈めてあげましょう。
あとがき
最強仮面デッキが跋扈する環境で通常選択で優勝できた記念に、使用した毒櫂について文章に起こしてみました。
読んでいただいた方にはご理解いただけたと思いますが、毒櫂におけるフレア→火力の変換効率は数あるメガミの組み合わせの中でも随一となっています。しかし、その火力の高さが意外と知られていない部分があり、甘えた相手を一瞬で咎めることができる奇襲勢が毒櫂の魅力の一つなのです。
実際は「ミオビキ航路」による継続的な集中力破壊を採用したり、「カラハリ灯台」によるピンポイントメタを入れたり等、いろいろと調整ポイントがあるのですが、逐一語るとおそらく3~5倍くらいのボリュームになるのでここでは割愛。
モチベが上がれば続きも書くかもしれませんが、さらに深めた話が知りたい方は直接ご連絡ください。
それでは。